梅宮アンナの公式Instagram（@annaumemiya）より引用
昨年8月に乳がんを公表したタレントの梅宮アンナ（52）が1日、都内で行われたトークイベントに登場し、壮絶な闘病生活について涙ながらに語った。
梅宮が患ったのは「浸潤性小葉がん」で、診断時のステージは3。
闘病生活の中で最もショックだったのは、抗がん剤による脱毛だったという。
「最後の最後までお医者さんに食らいついて、『本当に抜けちゃうんですか。たった1人だけ抜けない人がいるかもしれないじゃないですか』と聞いたけれど、『残念ながら抜けます』と言われてしまって」と、当時の心境を明かした。
髪が抜けていく姿を見た母・クラウディアさんは涙を流したといい、「人生で一度も経験したことがない感情や思いを経験することになった」と振り返った。
昨年11月に手術を受け、現在は抗がん剤治療の終盤。
あと1回の治療を残すのみとなり、「泣いちゃうんです、ごめんなさい」と、思わず涙をこぼす場面もあった。
約1時間にわたるトークの最後には「私の経験が、同じように苦しんでいる人の支えになれたら」と語り、前を向く決意を見せた。
梅宮は昨年8月、主婦の友社のウェブサイトを通じて自身の闘病を公表。
今回のイベントは、主婦の友社と毎日新聞社が主催する、女性をエンパワーメントするプロジェクト「Be Me～ご自愛市Spring～」の一環として行われた。