ウツノアイ

2014.12.10(Wed)

日本の伝統的なテクニック&現代的な感性を併せ持つ‘komono’たち

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「はじめまして」とご挨拶した方が、
デザイナーご本人であるとは思わずに談笑。

「美意識の昇華という理念のもと、
2013年からはじめたブランドになります」

と現代社会の活力的年代に属すであろう
スマートな身なりから語られるストーリーは
熟年デザイナーを勝手に想像させる人物像を覆したのだった。

それほどまでにセンセーショナル、かつ、軽い衝撃の作品。


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どれも贅沢な時間を費やしたからこそ生まれた
「komon!!!!!!!!!!」と言っても過言ではないほどに
繊細な革に日本の伝統術があしらわれているのだ。

「メゾンを代表するのが綾折りの染めを纏う一枚革のクロコダイル。
数百年以上受け継がれる、
天然灰汁建本藍染とロウケツ染の技法によって染め込まれた牛革。
メノウ石で磨いたリングマークリザード、
鱗模様をつけたり、刷毛染めが駆使された牛革などが基本の素材。
さらにその仕上げとして、日本のクチュールメゾン、の姿勢を
市松模様の寄木細工であらわしています」

とさらにその語りは続く…………………………


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それほどまでになぜ、伝統術に?
の疑問には、

「海外での勉学生活を送ったのち、
日本には素晴らしい技術がある事を再認識して。
デザインするならば、日本人らしい奥ゆかしさ、を伝えるべく、
日常に気負いなく使える身近な小物、
お財布、キーチケース、カードホルダーなどを創作しました。
今後はもう少しバッグの種類なども増やしていきたいですね」
とまたもやスマートなお答え。
もはや、完敗。
その名は 「JYUNYA WARASHINA」


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意図しておらず、立ち寄った場所での
思いがけない、出逢い。
日本の伝統技術がまた好きになった肌寒さを感じる、とある日のP.M.表参道。

「相互作用...」
新たなる発見へと導く技への恩恵。
さまざな組み合わせがあるけれど。
その解釈は1つじゃない!はず。
おそらく。

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