パリ国際ランジェリー展示会でコレクションを見せてもらうのをいつも楽しみにしているブランドの一つがルーマニアのランジェリーブランド、I.D.Sarrieri(アイ・ディ・サリエリ)です。
ルーマニアはもともとヨーロッパの名立たる高級ブランドの縫製工場やアトリエが数多く存在し、その技術の高さで有名ですが、I.D.Sarrieriは1992年にデザイナーIulia Doblinが25歳の時にブカレストにある有数のランジェリー工場を買取り、スタートしたのが始まり。そしてそのコレクションの一つ一つは芸術作品の如く美しくゴージャスで、ラグジュアリーブランドとしてルーマニアの誇るブランドとなっています。
ラグジュアリーでゴージャスなルーマニアブランド、I.D.Sarrieriがパリのブランドストリート、フォーブルサントノレ通りに昨年末、ブティックをオープンさせました。 1月のパリ国際ランジェリー展示会期中にバイヤーやメディアを招待したレセプションパーティを開き、そのゴージャスなブティックに私もお邪魔してきました。
ラックに整然と掛けられたこの美しい総レースのランジェリー達。 I.D.Sarrieriが愛するのはレース。フランスのChantilly lace, Solstiss Lace, Sophie Hallette laceなど、選び抜かれた職人の手仕事による極上のレースを使用しています。
レースはなぜこんなにも女性の心を射止めるのでしょうか。 この柔らかく薄く、繊細なパターンのレースから透かして見える向こう側の世界、もしくは内側の秘められた世界に、女性はきっと夢を広げるからなのでしょうね。
デザイナーのIulia Doblin(ユリア・ダブリン)さんが真っ白のなシルクのランジェリーコレクションの前で微笑んでくれました。
パワフルでセクシーそして洗練されたファッションを愛する女性を感じさせるこのランジェリーは世界のファッションスタイリストのお気に入りアイテム。Numero, I-D Magaine, Vogue, Harper’s Bazaarなど著名ファッション紙の紙面に載らない月はないほど。
I.D.Sarrieriが織り成すゴージャスでモードな世界観にどっぷりと浸れる美しいブティックは、今、パリに来たら足を運んでみたいマストスポットです。
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