KANA

2015.06.25(Thu)

初夏に京都へ旅に出る理由~新緑と青葉薫る古の都へ~

桜が咲き乱れる可憐な春、祇園祭が盛り上がる夏、紅葉に彩られた美しい秋、真っ白な雪に包まれる幻想的な冬。京都は春夏秋冬一年を通していつ訪れても来る人々を魅了します。

中でも特に京都旅を提案したい季節は、初夏。早速この季節に京都へ行くべき理由をご紹介しましょう。

 

初夏の京都ならではの楽しみ方

 

1 一年で一番緑が美しい季節

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どの季節の木々や草原、森などの緑豊かな自然には心を奪われますが、初夏の新緑は緑色の美しさが格段に違います。夏以降の深い緑色と比べ明るく、青葉のみずみずしい黄緑色の鮮やかさといったらもう……感動物です。同じ緑でも月により色が異なり、その微妙な違いを楽しむのも感性豊かになる一歩。

 

中でも新緑の絶景を堪能できるのは「苔寺」。辺り一面を苔と木々の緑に包まれた幻想的な世界は、どこか別の世界へ迷い込んでしまったかのよう。鳥のさえずりや流れる水の音に、心が洗われます。苔寺へは写経をしないと入ることが出来ません。筆で般若心境を綴り唱えることにより心を静めてから幽遠な境地へ足を踏み入れます。

 

2 鴨川納涼床が始まる季節

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忘れてはならない京都ならではの楽しみは、鴨川納涼床。鴨川沿いに連なる料理屋が、川の上に外のお座敷やテラス席を作り、夕涼みをしながらお酒や料理を楽しめます。風情ある川床で流れる鴨川を横目に、美味しい京料理とお酒を堪能するひとときは極上。まだ夕暮れの明るい時間帯から、儚い宵、そして夜と刻々と変化する外の景色を鑑賞するのも楽しみのひとつ。

 

5月頃から納涼床が始まり、秋頃まで営業していますが、真夏は暑く蒸していたり営業しなかったりするので、過ごしやすい気温の爽やかな初夏が一番。席料がかかったり、割と良いお値段のするお店がほとんどですが、中には「東華菜館」など席料なしで一品から頼めるお店もあるので、お気に入りのお店を探してみてはいかがですか?

 

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紅葉の季節でも、桜の季節でもない、穴場な美しい新緑の季節、初夏。この季節ならではの魅力を体感しに、いざ京の都へ旅にでましょう。素敵な旅を。

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