日本パーソナルメイク協会代表理事、福井美余さんに習う、『「オーラ肌」と「リフトアップ」を同時に叶える毎日のスキンケア法』第2弾をお届けします。
スキンケアで一番大事なクレンジングの後は、朝と夜でポイントに違いのある「化粧水のつけ方」からご紹介。
■ポイント2:化粧水のつけ方
朝と夜に使う化粧水は同じでOKですが、“つけ方”に違いがあります。朝はコットンを使用して、夜は手でつけること。寝起きはむくみやすく、くすみやクマが気になるもの。そこで、朝コットンを使ってパッティングすれば、マッサージ効果によりそれらの悩みを改善できるんですって。夜つける化粧水は手を使う方が良いという理由なのが、肌は日中に受けたダメージで疲れているので、それ以上に刺激を与えないようにするため。
コットンの持ち方にも工夫があり、コットンの裏に回す指は必ず1本で。2本だと、どうしても力を入れ過ぎてしまうそうです。開始場所は、耳下腺(じかせん)から。“はたく”というより“仰ぐ”という感じで、風を送りながら動かしていくのがポイント。順番は、耳下腺→フェイスライン→アゴ先→フェイスライン→頬(左右に動かしながら)→こめかみ→額へいったら、逆の順番で耳下腺に戻り首は上から下へ流すように動かします。コットンを裏返して、目と口周りは3秒ほどゆっくりフィットさせながらつけて終了。
〜注意点〜
・髪の生え際まで行うこと
・通して1分ほどで終わらせる(長くやればいいというわけではない)
(ここが「耳下腺(じかせん)」)
■ポイント3:美容液・クリーム
美容液・クリームは、手であたためてから目→口→Uゾーン→Tゾーンの順で優しくプレスしてつけていきましょう。
■ポイント4:スペシャルケア「形状記憶コットンパック」
福井先生直伝「形状記憶コットンパック」は、リフトアップ効果もあるんです。コットンにたっぷり化粧水をとりコットンを割いたら、最初にアゴにのせて片手で片側を抑えながら、もう片方をぐいっと引き上げ伸ばします。その要領で頰にのせ、額は筋肉の流れに沿って斜め下に貼るようにし、最後に鼻にも。これで3分ほど置いてコットンをはがします。
〜注意点〜
・コットンは端が閉じていない大判のもので
・コットンが乾き切る3分くらいで終わらせる
(ぐいっと上げて貼っていきます)
(額のコットンは斜め下方向)
(リフトアップしているのが一目瞭然)
毎日の習慣で何となくやっているスキンケアでは、本来の効果を発揮できていない人が多いのではないでしょうか。「ほんの少しの工夫」で差の出る効果。今夜から早速、見直してみませんか。