よく「肌は腸を映す鏡」と言われていますが、本当にそうだなと痛感するのは何度も自身で経験しているから。甘いものをたくさん食べたり、ちょっと重いもの(ハンバーガーやこってりチーズピザなど)が続くと途端に吹き出物が現れたりします。そんな正直な(?)私の肌が、ここ3ヶ月ほどはまったくと言っていいほどトラブル知らずなのは、やはり食生活に気を配っているからに他なりません。
■肌トラブルと無縁になるには
私が特に気をつけているポイントは3つあります。
・砂糖を避ける
・グルテン(小麦など)を避ける
・食物繊維を摂る
■「ヘンプシード」と「フラックスシード」の違い
今回ご紹介したいのは、スーパーフードの「ヘンプシード」。ヘンプとは「麻の実」のことです。前回登場した「フラックスシード」と混同されるかたが多いので、簡単に違いを見ておきましょう。
【ヘンプシード】
原料:麻の種子
科名:アサ科
特徴:リノール酸(オメガ6)とαリノレン酸(オメガ3)の割合が3:1
【フラックスシード】
原料:亜麻の種子
科名:アマ科
特徴:αリノレン酸(オメガ3)が豊富に含まれる
どちらも「麻」とつきますが、原料も特徴も異なるものなのです。
■「ヘンプシード」の優れたところ
ヘンプシードには、消化吸収されやすい良質なタンパク質が含まれています。美肌をつくるにはタンパク質が必須。同じ植物性タンパク質でも、大豆や卵のようなアレルギーを心配する必要もありません。精製食品が増えミネラル不足の現代人ですが、ヘンプシードを摂取することでそれを補えます。そして、腸をキレイにする食物繊維の多さも優れたところです。
■「ヘンプシード」の使い方
ヘンプシードは、ナッツのような香ばしさがあるのでそのままいただけます。サラダにかけるだけで美味しいという手軽さも、忙しい朝の女性にピッタリ。
スーパーフードを摂り入れるとなると、どうやって食べたらいいのか分からなく敬遠しがちですが、いつもの食事にふりかけるだけでOKな「ヘンプシード」なら簡単ですよ!