出会いの場面で相手に何の印象も残さなかったら、二度目はありません。恋のチャンスを逃さないためには、まず初対面で男性に好奇心を抱かせることから。
自分からアプローチするのが苦手な女性でも、出会いで相手に強く印象を残せれば、向こうからチャンスがやってきます。
美女や会話上手でなくても、相手に印象を残すことはさほど難しくありません。
それは香りの力を借りること。
香りの残像効果は相手に強く残ります。しかしつけすぎたら逆効果になりかねません。
そこで今回は、シチュエーション別に効果の高い香りの使い方をレクチャーします。
■ビジネスシーンなら、ヘアコロンで香りを揺らして
仕事の場に強い香水はマナー違反ですが、淡く香るレベルならOK。エレベーターの中、商談時など相手に接近したときにだけフワッと香れば、相手の男性はドキッとしてしまうかも。
近づいたときにほんのり香らせるには、香水よりもっと軽いオーデコロンや衣服の柔軟剤といったアイテムから選んで。中でもヘアコロンはつける位置が高く相手の鼻先にも近いので、ちょっと髪を耳にかけたりした際にほんのり香らせることができます。
■合コンやパーティでは、女性らしさを強調する香りをセレクト
初対面の人との「出会い」を期待する合コンやパーティでは、大勢の中でも印象を強めるために香りで“武装”することがポイントです。
清楚、可憐、艶やか、スポーティといったあなたらしい個性に合う香りで印象を強めるのもいいですが、出会う男性に“女”を意識させたいなら、女性らしさを醸し出すフローラルブーケにジャスミンまたはシトラスがブレンドされた香りがベスト。香りに慣れているかわからない不特定多数の男性と出会う場面では、女らしくありながらも甘すぎないイメージの香りが好印象に映ります。
日常的なオフィスとは違い、パーティなどの場では柔軟剤やボディウォーターなどの安価な香料は避けて。あなたのイメージまで安っぽくなりかねません。上質なオードトワレからセレクトしましょう。
なお、ストレートなバラ単独の香りや甘すぎるフローラル、セクシーなムスクなど、主張が強めな種類の香りはNGです。その香りのインパクトにあなたそのものの印象が負けてしまっては逆効果。女らしさを強調する香りは、初対面ではなくデートをするくらい関係が進展してからのほうが効果的です。
■ハンカチ、バッグ……上級者は小物から香らせる
肌が弱く香水にかぶれてしまう人、香水の匂いを移らせたくない服(着物など)のとき、あるいは食事時の香水を好まない相手とのデートといった場面では、体ではなく小物に香りをつけてみましょう。
おすすめは、バッグの中に匂い袋をしのばせること。やり方は、コットンに香りを染み込ませて小さな布袋に入れるだけ。バッグを開けるたびにいい香りが広がり、中から取り出したハンカチなどからもほんのり香ります。そばにいる男性は、あなたから時折香るいい匂いに鼻腔をくすぐられ、セクシーな気分になってしまうかも。
五感のひとつである嗅覚への刺激は、ダイレクトに相手の脳へ届きます。名前や顔よりもずっと印象に残りやすい香りを上手に活用すれば、あなたの“女”度がグンとアップして、恋が始まりやすくなりますよ♪