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「社会人4年目ってどのくらい貯金をしているものなの?」
「私の貯金額って少ないのかな?」
「貯金を成功させるコツを知りたい!」
社会人としての経験が増えてきて、少しずつ生活にも余裕が出てくる4年目に考え始めるのが「貯金」です。結婚や老後など、将来を見据えるなら、若いうちからお金を貯めておく必要があります。
とはいえ、どのように貯金をすればよいのかわからないという方は多いのではないでしょうか。また、他の人がどのくらいお金を貯めているのかも知りたいですよね。
そこでこの記事では、社会人4年目の貯金について、
・平均貯金額
・お金を貯めるコツ
・おすすめの資産運用方法
などを解説します。
「目標額までお金を貯める方法を知りたい」「今後のために貯金を始めたい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
社会人4年目の貯金はどのくらい?パターン別に解説
社会人4年目の貯金額を調査したデータはありません。そのため、以下3つのデータから社会人1年目の貯金について分析します。
・20代独身者の平均貯金額
・20代既婚者の平均貯金額
・貯金なしの世帯
「他の人がどのくらいお金を貯めているのか知りたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
※紹介しているデータは、すべて金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和4年)」を参考にしています。
20代独身者の平均貯金額|176万円
20代で独身者(単身世帯)の平均貯金額は、176万円です。
ただし、平均値は金融資産保有額があまりにも大きい人が1人でもいると、大きくなります。
よって貯金額の目安を判断するには、平均値でhなあく中央値(数字を小さい順番から並べて、真ん中に来る数値)を確認することが大切です。
20代独身者の中央値は20万円です。こちらのデータのほうがより平均に近いといえます。
20代既婚者の平均貯金額|214万円
20代既婚者(2人以上世帯)の平均貯金額は、214万円です。世帯人数が増えている分、数値が増えています。
なお、中央値は44万円です。独身者のデータと比べると、2倍に増えていることがわかります。
貯金なしの世帯|40.6%
20代で金融資産を保有していない世帯は、40.6%です。2.5人に1人が貯金がないという計算になります。
なお、パターン別の割合は以下のとおりです。
・独身者(単身世帯):42.1%
・既婚者(2人以上世帯):35.7%
社会人4年目は、転居や結婚などのライフイベントが重なりやすい傾向にあります。そのため、貯金がない世帯も多いと考えられるでしょう。
社会人4年目の貯金額の割合
社会人4年目が、どのくらい貯金をしているのかを見てみましょう。以下の表は、20代の貯金額別の割合を示したものです。
独身者(単身世帯) | 既婚者(2人以上世帯) | |
100万円未満 | 22.6% | 19.9% |
100~200万円未満 | 11.5% | 9.4% |
200~300万円未満 | 6.4% | 8.8% |
300~400万円未満 | 4.6% | 7.0% |
400~500万円未満 | 2.6% | 1.8% |
500~700万円未満 | 3.6% | 7.6% |
700~1000万円未満 | 2.6% | 3.5% |
参考:家計の金融行動に関する世論調査(令和4年)|金融広報中央委員会
データを読み解くと、独身者・既婚者ともに、100万円未満の割合が多いことがわかります。
社会人4年目の貯金額の目安として、100万円を目標にするとよいでしょう。すでに100万円以上貯金がある方は、平均額や貯金額の割合に左右されず、さらにお金をふやすのが好ましいです。
社会人4年目が貯金をする7つのコツ
社会人4年目が貯金を成功させるには、以下7つのコツを意識してみてください。
- 貯金の目的・目標を決める
- 収支を把握する
- 固定費を削減する
- 先取り貯金をおこなう
- 身の丈にあった生活を送る
- 資産運用を始める
- 副業で収入を増やす
「貯金には取り組んできたけど、何回も挫折している」という方は必見です。
1.貯金の目的・目標を決める
貯金するには、まず目的や目標を決めましょう。途中で挫折してしまうのを防ぐためです。
貯金の目的や目標がないと、ふとした拍子で使ってしまう恐れがあります。たとえば、急に欲しいものができた際に、貯めたお金を崩してしまうケースが考えられます。
貯金を成功させるには、いつまでに達成したいのかをはっきりさせることが大切です。明確な目的・目標を決め、目標額を達成できるように努めましょう。
2.収支を把握する
貯金を成功させるには、毎月いくら収入があって、どのくらい出費があるのかを把握する必要があります。お金の流れがわかれば、節約するべき項目が見えてくるためです。
たとえば、ランチや飲み会の機会が多く出費がかさんでいるのなら、回数を減らせばよいことがわかります。
収支を把握するには、家計簿アプリの活用がおすすめです。銀行口座やクレジットカードと連携できるアプリであれば、記録・管理の手間を省けます。
3.固定費を削減する
収支を把握したうえで、固定費を見直しましょう。固定費とは、毎月一定の額がかかってくる費用です。
見直しがしやすく、手っ取り早く出費を減らせます。さらに、継続的に支出を抑えられるのもメリットです。
固定費を削減するには、格安スマホにしたり、保険の内容を確認して不要なものは解約したりしましょう。
また、プロの力を借りるのも手段のひとつです。例えば「マネプロ 」では、お金のプロに固定費の削減を依頼できます。たとえば、ライフスタイルや家族構成などに対して補償内容が手厚すぎれば、保険料を抑えつつ不安をカバーできるプランを提案してくれるでしょう。
相談は無料で、納得するまで何度でも話を聞きに行けます。ぜひ以下のリンクから相談を依頼してみてください。
4.先取り貯金をおこなう
先取り貯金は、給料が入ったタイミングで貯金用の口座に決まった額を移す貯め方です。
「給料から余った分を貯金しよう」という考えでは、なかなかお金は貯まりません。貯金するべきお金をあらかじめ除いておくことで、毎月一定の金額を蓄えられるのです。
先取り貯金をするには、自分で預金口座に移す意外にも方法があります。たとえば、勤務先の財形貯蓄や銀行の積立式定期預金などを活用する手法です。
「月末になるといつもカツカツで貯金に回す分を確保できない」という方は、ぜひ先取り貯金を始めてみてください。
5.身の丈にあった生活を送る
貯金を成功させるには、収入に対して見合った支出で抑えることが大切です。収入>支出の状態では、お金を貯めるのは簡単ではありません。
特に、ブランドものの洋服を買ったり、毎月どこかに旅行に行ったりなど、出費が多い方は注意が必要です。
とはいえ、限られた収入のなかでやりくりして、娯楽に費やすこと自体は問題ではありません。
身の丈にあった生活を送るために「本当に自分に必要なものなのか」「SNSに影響されていないか」などを考えてみてください。
6.資産運用を始める
貯金と並行して、株式や投資信託などの資産運用を始めましょう。ただ単に銀行預金に預けるよりも、お金が増えやすいためです。
たとえば、月3万円を3%の金利で10年間運用すると、元金360万円に対して約59万円の運用収益が見込めます。そのため、効率良く貯蓄を増やせられます。
しかし、株式や投資信託などの資産運用は、大きく増えるものの元本が保証されません。預けたお金が減るリスクがあることを知っておく必要があります。
安全に貯蓄を増やしたいのなら、株式や投資信託などと同時に普通預金や積立式定期預金などの元本保証がある資産形成をおこないましょう。
7.副業で収入を増やす
社会人4年目がお金を貯めるには、給料以外の収入を確保しましょう。副業によって増やした収入分を貯金に回します。
とはいえ、副業の種類は豊富です。「なにを始めたらよいかわからない」と悩んでいる方も多いと思います。
副業初心者におすすめなのは、フリマアプリやリサイクルショップなどで不用品を出品することです。特別なスキルは必要ないため、家の整理がてらおこなえます。
さらに、クラウドソーシングを活用して、動画編集や記事作成などの仕事を請け負う副業もあります。軌道に乗れば、本業の収入を超えることも珍しくありません。
自分のペースで問題ないので、ぜひ副業で収入を増やすことにもチャレンジしてみてください。
社会人4年目におすすめの資産運用方法5選
社会人4年目におすすめしたい資産運用の方法は、主に以下の5点です。
- NISA
- iDeCo
- 投資信託
- 積立式定期預金
- 財形貯蓄
それぞれの概要を紹介するので、ぜひ自身にあった方法を見つけてみてください。
1.NISA
NISAは、投資を支援するための非課税制度です。売買益や分配金などに税金がかからなくなるため、受け取れる金額が多くなるのが利点です。
なお、2024年以降は新しいNISAが導入される予定です。以下の表は、概要をまとめたものです。
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
非課税保有期間 | 無期限 | |
非課税保有限度額 | 1,800万円 | |
口座開設期間 | 恒久化 | |
対象年齢 | 18歳以上 |
2024年から始まるNISAには、つみたて投資枠と成長投資枠の2枠があります。従来のNISAよりも投資限度額が高くなり、また非課税の期間も無期限に延長されているのがメリット。
始めやすく、効果も高いのがNISAのメリットなので、これから投資を始めたい方は、ぜひNISAからスタートしてみてください。
2.iDeCo
iDeCo(イデコ)は、任意で加入申込みをして、老後資金をためる私的年金制度です。
メリットは、積み立てたお金がすべて所得控除の対象となることです。そのため、貯金をしつつ節税対策をおこなえます。
一方、原則60歳まで引き出しができないというデメリットがあるため、貯金に回して余剰があった際に始めることをおすすめします。
3.投資信託
投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金として、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する方法です。
運用は、プロの専門家が代行してくれます。そのため、手間や時間をかけずに資産運用できるのがメリットです。
ただし、投資信託と一言でまとめても、さまざまな銘柄があります。日本国内だけでも5,000を超える銘柄があるため、自分にあったものを見つけ出すのが難しいのが難点です。
よって、まずはプロの意見を聞きつつ、少額から始めることをおすすめします。
4.積立式定期預金
積立式定期預金は、毎月決まった日に預金の積み立てをして、目標額を目指す金融商品です。
メリットは、元本割れを起こさず、確実に貯められることです。さらに、普通預金よりもやや金利が高い傾向にあります。
しかし、定期預金に比べると、引き出しのハードルが低いです。そのため、あらかじめ決めていた目的以外でお金を使ってしまう恐れがあります。
「積立していることを忘れる」くらいの感覚でやると、うまくいく傾向にあります。
5.財形貯蓄
財形貯蓄は、国と企業が連携して、従業員の資産形成をサポートする制度です。「財形年金貯蓄」とも呼ばれています。
給与から天引きで貯蓄されるため、自然とお金が貯まっていきやすいのがメリットです。また、月々1,000円から始められるものが多く、無理なく貯金ができます。
ただし、企業によっては財形貯蓄の制度がありません。財形貯蓄を始めようとしている方は、勤務先に制度あるかどうかを確かめる必要があります。
このように、投資と一口に言っても様々なものが存在するので、ぜひご自身のニーズにあった方法で、資産運用をしてみてください。
「ガーデン」では、NISAやiDeCoなどの資産運用についてわかりやすく紹介しています。さらに、お金のプロがあなたにぴったりのプランを案内してくれるのも利点です。
「どの方法で資産運用すればよいか迷っている」という方は、ぜひ無料相談を検討してみてください。
社会人4年目でも貯金は可能!コツを知りお金を貯めよう
社会人4年目の平均貯金額は、176〜214万円です。収支を把握したり、固定費を削減したりして、お金を貯める努力をしましょう。
とはいえ「どうやってお金を貯めればよいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
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